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「奥熊野・玉置。世界遺産の崇高な理念で守られているはずの地域、文化が
現場の判断と行政の容認で、現状変更されている実態の改善を!」
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に指定されている奈良県十津川村の玉置神社において、昨年11月、樹齢3000年の御神木「神代杉」に生育していた宿り木(着生木)が伐採されました。
幾種類もの宿り木を抱えて生きる御神木の姿は、八百万の神々を抱く熊野信仰の象徴として崇められてきたにもかかわらず、神社は崇敬者等の意見に耳を貸す事も無く、何の議論もなされないまま伐採に至りました。
これは「著名で普遍的な価値をもつ生きた伝統や、信仰を、次の世代に伝えて行く」という世界遺産の精神にそぐわない行為と思われます。
今また、他の御神木が倒伐の危機があるという理由で、処理されようとしています。
この地域の今後の保全管理が世界遺産理念に基づいて議論され、決定されていくような方策をご検討いただけますよう、世界遺産国会議員連盟に要望致しました。
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世界遺産国会議員連盟の皆様へ 平成26年5月20日
世界遺産「紀伊半島の霊場と参詣道」保全に関する要望書
世界遺産に指定されている奈良県十津川村の玉置神社にて、4月25日、氏子総代を集めての社務報告が行われました。その中の本年度事業計画案において、「神代杉(じんだいすぎ)および、磐余杉(いわれすぎ)の土盛り工事、本殿前の傾倒した杉対策、常立杉(とこたちすぎ)の処理という3項目があり、常立杉に関しては伐採可否の判断が求められると記されております。
玉置神社では、昨年11月14日に御神木である神代杉に生育していた宿り木が切り払われましたが、事前に公の場での議論はもとより、氏子総代会での議論すらありませんでした。伐採計画は氏子である地域住民のほとんどには知らされていませんでした。計画を知った氏子のなかには反対意見を持つ者もあり、情報を察知した崇敬者が神社と奈良県教育委員会文化財保護課に県の補助事業実施の撤回を求め、現状維持の署名活動を始めていた矢先の突然の伐採でした。(以下省略)
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奥熊野・玉置の世界遺産を守る会 活動記録(その2)
< 2013/8/31 〜 2014/11/19 >
編集 / 奥熊野・玉置の世界遺産を守る会
2014年
5月18日
5月20日
5月23日
5月28日
5月29日
同日
6月 4日
6月 6日
6月12日
氏子、崇敬者等の有志により「奥熊野・玉置の世界遺産を守る会(原代表・以下守る会)を結成する。
守る会より超党派世界遺産国会議員連盟(以下議員連盟)に対して要望書(添付の署名簿は後日)を提出し、 調査等を要請する。
ネット署名を開始する。
本日までの署名者合計740名分を添えて、正式な要請書を議員連盟の玉置公良特別顧問に託す。
議員連盟にて740名の署名簿と共に要望書が玉置特別顧問に手渡され、調査要請が正式に受理される. (国会衆議院会館)
議員連盟より文化庁に対して調査が依頼される。
議員連盟の調査担当責任者玉置公良特別顧問と杉岡一弘氏(馬淵澄夫議連会長・第一秘書)より守る会原代表ほかに対して聞き取り調査が行なわれ、本事案の経過と共に、より具体的な内容を説明する。
(大阪・天王寺都ホテルロビー)
和歌山県世界遺産センターにて、調査責任者・玉置特別顧問により関係条例等についての調査が行われる(本宮・世界遺産センター)
文化庁記念物課世界文化遺産北山室長より調査報告が議員連盟に届く。
6月13日
同日
6月17日
同日
6月24日
同日
同日
6月25日
同日
7月 3日
7月 7日
同日
議員連盟玉置特別顧問より十津川村村長、同教育長、同担当課長に対する聞き取り調査が行なわれる。(十津川村役場)
守る会及び議員連盟との合同による御神木神代杉の現地調査を行う。(玉置神社境内)
議員連盟玉置特別顧問による資料調査が行われる。(本宮・世界遺産センター)
議員連盟玉置特別顧問により十津川村村会議員ヘ事情調査が行なわれる。(十津川村内)
議員連盟馬淵会長及び坂口事務局長に対して玉置特別顧問より中間報告が行なわれる (国会衆議院会館)
議員連盟玉置特別顧問と文化庁記念物課世界遺産室との間で話し合いが行なわれる。 (国会衆議院会館)
森田樹木医事務所から議員連盟に対して現地調査の報告書が届く。
奈良県副知事、同県教育委員会文化財保存課長に対して、議員連盟の聞き取り調査が行なわれ、守る会及び森田樹木医が同席する。(奈良県庁内)
議員連盟、守る会及び森田樹木医による話し合いが持たれる。(奈良市内)
議員連盟玉置特別顧問により十津川村村長及び教育委員会文化財課担当課長に対する聞き取り調査が行われる。 (十津川村役場)
議員連盟玉置特別顧問により、十津川村民への意見聴取が行なわれる。 (十津川村内)
議員連盟と守る会との話し合いが行なわれる。 (奈良県桜井市内)
同日
同日
同日
議員連盟玉置特別顧問による玉置神社弓場宮司並びに責任役員への聞き取り調査が行われ、守る会及び森田樹木医も同席する。(玉置神社社務所内)
朝日新聞社及び奈良新聞社が同行取材。
議員連盟と守る会及び森田樹木医同席により話し合いが持たれる。 (玉置神社境内)
7月26日
公開質問状提出に先駆けて、午前中に県庁記者クラブに於いて、議員連盟及び守る会、森田樹木医が同席して記者発表を行なう。
(奈良県庁・記者クラブ)
同日
同日
同日
奈良県知事及び同教育長に対して、議員連盟並びに守る会の連名による公開質問状を、森田樹木医同席の上で提出する。
議員連盟馬淵会長(代理・杉岡第一秘書)に対し、玉置特別顧問より中間報告が提出される。(奈良市内)
議員連盟と守る会及び森田樹木医同席により話し合いが持たれる。(奈良市内)
8月 3日
8月 6日
午前0時「奥熊野・玉置の世界遺産を守る会」のホームページを開設・公開する。
奈良県文化財保存課より公開質問状への回答日を同月19日16時20分したい旨の連絡があり了承する。
同時に、記者発表を同日16時45分から行なう事が決まる。
8月19日
同日
守る会の質問状に対する奈良県文化財保存課からの回答書を受取る。(奈良県庁)
(全く承服できるような内容ではありませんでした。)
記者会見を開き、受取った回答書に対するコメントを発表する。
(奈良県庁・記者クラブ)
8月28日
十津川村役場において、玉置議連特別顧問と守る会原代表が村長と会談を行う。 (十津川村役場)
9月 1日
9月 4日
同日
9月12日
9月22日
奈良県庁において、奈良県副知事と議連馬淵会長秘書杉岡氏が会談する。 (奈良県庁)
十津川村役場において、議連及び守る会の連名で、公開質問状を提出する。 (十津川村役場)
公開質問状の提出に関して記者会見を行なう。 (十津川村役場)
議員連盟と守る会及び森田樹木医同席により話し合いが持たれる。 (京都市内)
議員連盟と守る会及び森田樹木医同席により話し合いが持たれる。 (奈良県桜井市内)
10月3日
同日
10月20日
同日
11月4日
議員連盟及び守る会から10月3日に提出した書面に対する回答が同月6日にメールにて送られてきたが、正式な文書ではなかったため、改めて同月18日付けの申入書を作成し、送付する。
11月18日
同日
11月19日
同日
同日
議員連盟の玉置特別顧問が、玉置神社の氏子総代会長に面談の上、文化庁に提出した要請文の概要説明を行なうとともに、同文書のコピーが手渡されました。
守る会の原代表も同席し、県提出の文書を手渡しました。
議員連盟の玉置特別顧問より、十津川村村長並びに教育長、文化財課担当者などが同席の上、文化庁に提出した要請文の説明が行なわれるとともに、同文書のコピーが手渡されました。
玉置神社の宮司にも面会し、文化庁への要請内容を説明しました。
守る会の原代表も十津川村および宮司ヘの議員連盟の説明に同行し、県提出の文書(コピー)を手渡しました。
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なお、10月20日に送付しました同月18日付けの「申し入れ書」に対する正式な返答が今日に至るまでございませんので、同月3日付けの「見解及び申し入れ」を守る会の活動の最終結論とさせていただきました。
以上で、今回の活動は終わり、以後、新たな活動に向けた検討に入りました。
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