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トピックス
ここでは、松井守男画伯をめぐる様々な出来事や私が感じたことなどを綴っています。
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松井画伯と言えば、光の画家と呼ばれるフランスを代表する面相筆の洋画家。
今回は、和の空間に洋の趣を取り入れた襖絵と屏風絵を完成させた。ちょっとした新作襖のブームになっている京都での画伯の作品を見てみよう。
三千院の客殿に置かれた屏風絵は、面相筆の細かい筆致で、「○」をモチーフに豊かな色使いで描いた「両界曼荼羅」。テロや東日本での大災害などの出来事に心を痛めていた画伯の、平和への祈り、等しく親和でありたいとの願いが「和=輪」となり、「曼荼羅図」として祈りの空間に置かれる。・・・・・
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この黄色い表紙の図録は、印象派の絵画を世に出したフランス・パリのベルネイム・ジュンヌ画廊が初めて出版した松井画伯の図録です。
画伯が世に出るキッカケになった「遺言」や「マリアーキリスト三部作」など、画伯を代表する数々の作品が紹介されています。
十数年前のある時、この図録を二冊携えて某県立美術館を訪れました。その県立美術館は、松井さんのような抽象画がコレクションされているとともに、収蔵されている作品を制作した画家さんが、県内に住まわれている自治体の美術館です。ここなら、松井さんの図録二冊を寄贈するには相応しいと判断し、この県立美術館を訪れました。
窓口でその旨をお話しすると・・・・・
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以下に書いてある事は、私(桝井)が実際に立ち会った出来事であり、本当の話です。
この画像は、今から14年前に松井画伯の売り込みの為にT画廊のオーナーから1億円要求された時の見積書と関係書類のコピーです。
松井守男画伯は、フランスからレジオン・ドヌール勲章ほかを贈られ、2005年の愛知万博や2009年スペインのサラゴサ万博で紹介されるなど、「フランスの至宝」と呼ばれている洋画家ですが、日本ではあまり知られていない理由の一端が、この資料から読み取れます。
画伯の名誉と、近日中に京都での活動を始められるこの時期にご紹介しておこうと思い立ちました・・・・・
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松井守男画伯が武蔵野美術大学を卒業し、給付留学生としてフランスに渡った後、一時帰国して、郷里・豊橋の豊橋市美術博物館で級友たちによって展覧会が開かれたことがありました。
その折、大手学習塾の先生の元に、展覧会を観た生徒の母親から「是非、絵を観てほしい」という連絡があり、その先生が展覧会を観られた後、以前から親交のあった松岡正剛さんに連絡されました。
松井さんは、その先生からの紹介を受け、一枚の絵を松岡正剛さんの事務所に持参し、その絵を松岡さんがご覧になったのが凱旋帰国に繋がる始まりの動きです。
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「このままだと、子どもが子どもを殺すようになるよ」
・・・・・松井画伯(談)
少し前、元少年Aの手記「絶歌」の出版が話題になりましたが、その元少年Aが犯した事件の数年後の事です。
最初の松井さんとのプロデューサー契約が終わり、8年後の2004年、新たに京都の某社とプロデュース契約をされた時期、私は、京都ノートルダム女子大で講師として博物館学を教えていました。そこにわざわざ、プロデューサーとともに訪ねてくれました。
8年ぶリの再会です。
博物館学の講座にお招きし、講義をしていただいたあと、夕食をご一緒し、宿泊先の宝ケ池プリンスホテルの松井さんの部屋で先の言葉を聞きました。
「桝井さん、このままだと、子どもが子どもを殺すようになるよ。」
「今のような美術の授業内容だと、近いうちにそうなるよ。」
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今回ご紹介するのは、松井画伯が描かれたエール・フランス機内誌の表紙です。2002年5月から2003年4月までの一年間、4シーズンの表紙を飾りました。
松井さんは、 ご自身の感性のままに描いた作品以外に外部から依頼されたものを「お仕事」と呼んでいましたが
この他にも
*我が国の中学校書道の教科書の表紙
*F1モナコグランプリやモンテカルロオープンテニスのポスター原画
*エール・フランス747ジャンボジェット一等席デコレーション
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先頃、天皇皇后両陛下が先の大戦の戦没者慰霊の為にパラオ共和国をご訪問されましたが、同じく、松井守男画伯もパラオに滞在してパステル画を描いています。
二十数年前の事です。パラオにある神社にお参りをした時に不思議なことがあり、22日間の滞在中に24点ものパステル画を完成されています。その時のエピソードから類推すると、どの作品も鎮魂の思いをもって描かれたようです。
それら24点のパステル画は、後日、東京・六本木の草月会館7F草月ギャラリーで開かれた『松井守男 作品展一九九○・春「無という自由」展』で展示されました。
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この画像は、昨年の7月に松井守男画伯の展覧会最終日に行き、購入した図録の表紙裏に描いていただいた私の顔のスケッチです。
松井さんとの交遊は、今年の6月で丸29年。
この間、我が国の美術界や業界、メディアからの評価・対応、不条理な現状、松井さんの活動など、様々な出来事を間近に見聞きする機会を得てきました。
これらの事は、近いうちにブログとして書き留めておこうと準備中です
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